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2024.11.28研究報告
原著論文が採択されました
0〜11歳の子どもを持つ親3,227人を対象に2023年1月に乳幼児の定期予防接種とCOVID-19ワクチンに対するワクチン忌避の実態と特徴を調査しました。乳幼児の定期予防接種に対して半数以上(52.4%)の親が躊躇を示し、COVID-19ワクチンについては、さらに高い73%の親が躊躇を感じていることが明らかになりました。COVID-19ワクチンに対する不安は、通常の予防接種と比べてかなり高く、接種スケジュールの遵守や小児科医への信頼度などの面で有意な差が見られました。両方のワクチンに共通して、安全性への不安が強く、半数以上の親が懸念を示していました。
Saitoh, A., Shobugawa, Y. Parental vaccine hesitancy toward routine childhood immunizations and COVID-19 vaccines in Japan: A cross-sectional study. BMC Public Health 24, 3303 (2024). https://doi.org/10.1186/s12889-024-20845-7