お知らせ
2026.04.08研究報告
ゼミ院生の田覚さんの論文がMidwiferyに掲載されました
このたび、当教室の大学院生・田覚真由美さんの論文
“Loneliness among Fathers of Infants: Actual Conditions and Its Relationship with Social Support”
が、国際学術誌 Midwifery に掲載されました。
本研究は、乳児を育てる父親の孤独感の実態と、ソーシャルサポートとの関連を明らかにしたものです。近年、父親の育児参加は進んでいる一方で、父親自身が抱える健康上の課題にも目が向けられるようになってきました。本論文では、乳児を育てる父親384名を対象に調査を行い、孤独感に関連する要因を検討しました。
その結果、44.9%の父親が孤独感を抱えていることが示され、父親の年齢、子どもの月齢、父親自身のメンタルヘルス、夫婦関係の質が孤独感と関連していました。一方で、相談できる相手の存在や、医療専門職からの支援は、父親の孤独感を軽減する方向に関連していました。
本研究は、父親への支援を考えるうえで、家庭内での支え合いに加えて、周囲の人々や医療専門職による支援の重要性を示す内容となっています。家族全体の健康とウェルビーイングを支えるための支援体制を考える一助となることが期待されます。
掲載論文:
Mayumi Takaku, Aya Saitoh,
Loneliness among Fathers of Infants: Actual Conditions and Its Relationship with Social Support,
Midwifery, 2026, 104809.
DOI: 10.1016/j.midw.2026.104809